絵手紙を描きながら、タブレットを使ってみましょう。
 (OSはビスタ、ソフトは「水彩7」でタブレットを使って描いてみました)

絵は初めてという方、ぜひチャレンジしてみてください。
今日からパソコンで楽しい絵をはじめよう。

 タブレットの基本から、描き方の手順、アドバイスを参考に
ぜひ素敵な絵手紙を描いてください。(山田みち子 文&作品)

 絵手紙には約束もきまりもありません。
 
 心にそっと浮かんだ言葉をそえて親しい人に送るのが絵手紙です。
 描いて楽しい、もらってうれしい。
 そんな楽しみをペンタブレットを使ってぜひ極めてくださいね。

 



自分にあった道具を選びましょう。

パソコンには、様々なOSやソフト、ツールがあります。
どれを使っていいかわからないことが多すぎます。

ここでは一番新しいOS、ウィンドウズビスタ水彩7、そしてタブレットを
使ってチャレンジしてみましょう。新しいことをするのは未知な世界への挑戦。
わからないことがたくさんあり、絵どころではないかもしれません。だから
はじめから難しいものにチャレンジしたり、写真をトレースして細かい部分のある絵など
みんなをあっと言わせる絵はちょっと待って、まず身近な絵描くのを楽しんでください。


描く前の準備

ウィンドウズビスタタブレットを入れるには、ドライバーが異なります。
ワコムのサイトからドライバーをダウンロードしましょう。
★ワコムの会社のHP
http://tablet.wacom.co.jp/index.html
★ワコムのドライバーダウンロードページ
http://tablet.wacom.co.jp/download/down1.html

注意:ドライバーはタブレットにあったものを選び、最後まできちんとインストールしましょう。トラブルの原因になることが多いので、慎重に進めてくださいね。
インストールしているとき、「状態」という表示がとても長いのですが、お茶など飲んでゆっくり待っていてください。あせってはかえってトラブルの原因になり、時間がかかります。
急げばまわれ・・・ということわざを思い出してくださいませ。

インストールしたら、「コントロールパネル」からタブレットを探し、自分流に設定しましょう。

真ん中下のボタンは右ボタンやダブルクリックを設定してあります。
持ち方は真ん中下のボタンに触れないよう、正しい持ち方を習慣づけてくださいね。

※どうしても触れて使いにくい人は「無効」にするとやりやすくなります。
※クリック音にチェックを入れておくと楽しい音と一緒に作業できます。


 


水彩7を開いて、筆の練習しましょう。(水彩7はビスタにインストールできます)
筆は描画ツールの一番左側のアイコンです。

水彩7のオプションから「各種設定」で「筆圧を使用」の設定があります。
チェックすると筆の抑揚が表現できます。
アルファベットやひらがな、ご自分の名前を書いてみましょう。


絵手紙を描く重要なポイント 「こころをこめてゆっくり描く」

1 鉛筆で下書きを描かないよう、大まかなモチーフを探す。

2 黒い筆の輪郭線はレイヤー1、彩色はレイヤー2、文字はレイヤー3で描く。

3 レイヤーの順番は一番下(レイヤー2)が彩色、真中が黒い輪郭、(レイヤー1)
 一番上が文字(レイヤー3) 
 別のレイヤーで作業をすると、やり直しをするとき便利です。

4 完成したら、ハガキに印刷し、誰かに切手を貼って送ってみましょう。
 心をこめて描いたものは必ず喜んでくれるはずです。



絵は苦手だから・・・でもいいじゃない、楽しければ・・・

 絵を上手に描こうと気負うことはありません。
自分の今のまま、思いのままで描いてみればいいのです。

構えてしまうと描けません。気持ちをこめて描けばいいのです。
個性がある絵や言葉、文章はとても素敵です。

まず身近なものからゆっくり描き始めてみてください。


絵手紙を描く手順ポイント十カ条

1 まず形を観察する。

2 レイヤー1、黒い絵具で筆で形を描く。

3 ポイントになる中心から描く。

4 レイヤー2を出し、レイヤー1の下に移動する。

5 レイヤー2で色を塗る。

6 明暗をつけ、光る部分は塗らないで余白として残す。

7 表面の特徴(みかんならぶつぶつ)を描きこむ。

8 レイヤー3を出して、一番上に移動し、文字を筆ツールで書く。

9 テクスチャーなどをほどこす。

10 レイヤーを合成してから、画印を描きこむ。



まず筆運びの練習をしましょう。

では、5番目の鉛筆や一番左端の筆を選び、絵具箱の黒や赤をクリックしてください。

まず筆運びの練習をしましょう。
タブレットをそっと握りの四角い盤の上で、ボールペンで書くように
ゆっくりタブレットを動かしましょう。力を入れすぎないでください。

練習1 鉛筆と筆で練習しましょう。

練習2 筆で絵具の色をかえて、丸や四角、ひらがなを書いてみましょう。



さあ、絵手紙を実際に描いてみましょう。

カボチャを描いてみよう.

1 水彩7を開き、キャンバスサイズ(A4 横)にポイントになる「へた」から描き始めます。
かぼちゃの位置は後で移動できますので安心して描き始めてください。

2 丸い筆(黒)で大まかに、丁寧に、大きく描きました。

3 新規レイヤー(レイヤー2)を出して、レイヤー1の下に置きます。
黒い線と緑の絵具が交わらないので安心して描けます。

光る部分は余白(白い部分)を残します。

4 新規レイヤー(レイヤー3)を出して、一番上に移動し、文字を入力します。


「言霊」は人の心が詰まっています。

5  「画像」から「テクスチャー(和紙)」を施し、「レイヤーを合成」します。

最後に筆で画印を書き入れましょう。

(文字が白いのは「白文」の画印、赤い文字は朱印です)

      画印の種類    白文   朱印


6 完成。A4のキャンバスサイズで描いてはがきにプリントするときれいに印刷できます。

 でももっときれいに印刷したいときはA3で描くと解像度がさらによくなります。



 大きな房の「ぶどう」に挑戦してみましょう。

1 A4 たてのキャンバスに黒い筆で自由な円をゆっくり描きます(円ツールは使わない)


2 円を何個も描くことでタブレットの練習になりますし、日頃高級なブドウをしっかり
味わった気分になります。葉も形を描きこみます。


3 新規レイヤー(レイヤー2)を出して、レイヤー1の下に移動し、着色します。

赤や青、白などを混ぜて様々な紫色を作ってください。

光の部分は白い部分(余白)を残しましょう。

4 レイヤー3を出して文字を書き込みます。失敗したら、レイヤー3をダブルクリックするとレイヤーのプロパティが出てクリヤーできます。

言葉は大切です。ご自分の思いをこめて描いてください。
完成したら、レイヤーを合成し、画印を描きこみ、印刷してお友達に送ってくださいね。


「かに」を描いてみましょう。

1 A4 横のキャンバスで「かに」を描いてみましょう。

筆でカニの足を描くのは 結構 難しく かつ楽しいものです。


2 レイヤー2で赤い色を塗り、レイヤー3で文字を描きこみます。
カニの贈り物などもらったら、心も体もすっ飛んでしまいそうですね。



3 完成してから、テクスチャーをかけたらさらに良くなるとふと思いつき、
「画像」から「テクスチャー効果」でエクセルを試してみました。海の感じが出たようです。


秋の天使「きのこ」を描いてみましょう。

1 A4 横のキャンバスにきのこの仲間を描いてみましょう。

レイヤー1に筆で大まかな形を描きます。

2 レイヤー2を出して、レイヤー1の下に移動して色を塗ります。
青い空、大きな枝、ちょっと遊んでみたいきのこたち。英国のダイアナ王妃が日本に
訪問されたときの水玉模様のワンピースをイメージしました。
水玉は筆でぽつぽつと描きました。マーカーで黄色やグレーの色を重ねます。


3 こんな奇麗なキノコは毒キノコかもしれませんが、とても仲がよさそうですね。

 レイヤーを合成してから、画印を書き込み、テクスチャーのナチュナルを施しました。


年賀状で温かい心をお伝えします。
新しい年の初めに自分で描いた絵で喜びをお伝えしましょう。
きっとあなたの「温かいまごころ」が伝わることでしょう。

招き猫を描いてみましょう。

1 A4キャンバス横です。
レイヤー1に黒い筆で大まかに形を描きます。線はふらふらしたほうが味があります。

2 レイヤー2を出して着色します。レイヤー3を出して「春」や「元旦」を書き込みます。

レイヤー2を選択して、春の下に梅の雰囲気の赤い色を加えます。
絵札は木の感じを表現するために、テクスチャーの木目を使います。
画像からテクスチャー効果で木目を選択し、テクスチャーのレイヤー化をします。
「なげなわ」で施したくないところを選択し、切り取ります。

最後にレイヤー1を選択してレイヤーを合成し、画印を描きこみ、完成です。

いかがでしたか? 難しくないモチーフでタブレットやマウスの練習をし、
徐々に難しい絵にチャレンジしてみてください。
ここまで練習した人はかなり上達したこと間違いなしです。
トレースをしないで、はじめから自分で描く。楽しいですよ!!


                 山田みち子 文&絵