写真素材:山田みち子といっしょに伊勢原の大山に登ろう!

大山登山(約5時間)を山田みち子の写真と共にお楽しみください。

伊勢原の大山の歴史は古い。山頂では縄文式土器が発見されました。
標高約1252m。関東平野に悠々とそびえたつ独立峰は敬愛の的です。
古代から人々の拠り所、庶民信仰の中心として今日にいたっています。

No 01
伊勢原駅から大山ケーブル駅のバスに乗り、終点で下車。
さあ出発しましょう!
いきなりの坂道が嫌な人は「左側の坂道をお勧めします。

No 02
あでやかな石楠花がお土産屋さんの入り口近くで咲いていました。

No 03
この店が豆腐料理最後の店です。毎年、赤いミツマタが咲いています。

No 04
さあ、ここからが登山! 男坂(急坂) 女坂(緩やか、トイレ付き)
私はおんな、当然、女坂を登ります。

No 05

男坂はなんて急勾配。見ただけでぞっとします。

No 06
やっぱり、登りは女坂。ゆっくり一歩一歩進みましょう。

No 07
五月の若葉の時期は最高に青々しい。天気のいい日は朝日が美しい。


No 08
すぐ小さな滝が見えます。この上に弘法の水があります。

No 09
七不思議の一「弘法の水」
弘法様が岩を叩いたら、清水が沸いたという伝説があります。
夏でも水が枯れることはありません。

No 10
お地蔵様 いつも親切な方が赤い前掛けと帽子を持ってきてくれます。

No 11
七不思議の二 「子育て地蔵」
顔がわらべに似てきたことから子育て地蔵の名が付きました。

No 12
七不思議の三「爪きり地蔵」
弘法大師が自分の爪を使って一晩で彫刻したと伝わっています。
何事も集中して努力すれば、夢は実現できるという意味らしい。


No 13
七不思議の四「逆さ菩提樹」
上が太くて下が細いことから逆さ菩提樹といわれるそうです。

No 14
竜神堂(八大堂)
寛永18年に徳川家光の寄進として再建される。
大山の守護神にして、雨乞いの本尊。


山田みち子が絵にすると……

No 15
大山寺の入り口。急勾配の階段が威圧的。秋は紅葉が見事です。

屋根のように見事な紅葉は11月末。人々がどっと押し寄せてきます。

No 16
七不思議の五「無明橋」
話をしながら通ると、端から落ちたり、忘れ物をしたり、
悪いことが起きたりするそうです。ご用心!

No 17
松尾芭蕉の歌碑「山寒し 心の底や 水の月」

No 18
七不思議の六「潮音洞」 

祠に近づいて耳を澄ませると潮騒が聞こえるといわれます。

No 19

七不思議の七「眼形石」
手を触れてお祈りすると不思議に眼の病が消えるといわれます。
写真ばかりとってないで、自分の手で触らないとね。

No 20
そろそろ下社に近づきました。階段もこれで終わり?

No 21
下社に行くまでに何段登ればいいのでしょうか?

No 22
やっと大山下社に近づきました。荘厳な建物に圧倒されます。
ここで引くおみくじは最高。三回続けて「大吉」が出ました。
中に書かれている言葉も素敵です。四度目はなんと出るか?

反対側から朝日が登ります。(2018年12月29日)

No 23
合格奇岩の天満宮。この左側に登山用入り口があります。

No 24
さてさて恐ろしいまでの階段。でも一歩一歩進めば大丈夫。

No 25
階段を登りきると二町目、そして少し歩くとすぐに三丁目に着きます。

No 26
下社までの女坂と異なり、ここはごろごろした自然の石と岩ばかり。

遠くから鹿がじっと見つめているときがあります。

No 27
木の根っこも長い歴史があります。

No 28
天狗の鼻突き岩。なるほど大きな丸い穴。きれいな円です。

No 29
牡丹岩。登山道の足元に見られる球体の岩。
なるほど牡丹に見える岩が登山道にありました。

No 30
30分近く歩くと16丁目の分岐点がありました。

No 31
岩や石でなく、尾瀬みたいな木で作られた道もあります。
トントンと軽やかな音がします。


近いようで遠い山道。そろそろ元気が出てきます。

No 32

頂上の屋根が見えてきました。奥の院です。

No 33
大山奥の院。久しぶりにじっくり拝見しました。
いつもは裏の道を通り過ぎてしまいます。

No 34
奥の院の裏には電波塔が立っています。
手前はトイレです。(有料)

No 35
山頂の裏側の風景です。今日は雲がすごい。雨雲です。
急いで降りないと雨の攻撃を受けてしまいそうです。

晴れの日は美しい富士山が見えます。↓


No 36
ちょっと背後を見ると「サラサドウダンツツジ」がありました。

No 37
下山は山の肩から進みます。足がとても軽やかに動きます。

No 38
最近整備された登山道。ちょっと歩きにくい。

No 39
山頂から見晴らし方面に下山。くだりはあっという間です。

No 40

遠くに霞む山つつじ。自然の美に魅了されます。

No 41

見晴らし台には新しい看板。

No 42

見晴台から15分も下ると滝が出現。以前は滝登りをする人がいました。
今は「神域のため禁止」の看板が。神様に申し訳ないとのことです。

No 43

下社からケーブルカーで降りる人もたくさんいます。

No 44
最後まで徒歩で下山すると様々な花に出会います。
山紫陽花が、滝の近くに沢山咲いていました。

麓近くの民家の近くの雑木林に咲いていました。

山を登る時、急坂を見ると脚がすくみます。
あんな険しい勾配を登れるはずがない。
でも、一歩前を見ながら、ゆっくり足を進めると
いつの間にか坂の上に体が運ばれています。

人生もそうかもしれませんね。
弘法大師の「爪きり地蔵」の教えのように
何か一点に集中努力することが大切ですね。

私は、いつも山登りをするとき、
いろんなことを考えて、決断します。
私にとっての大山は体と心の神様です。


電彩アート  山田みち子 令和元年(2019年6月)